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母校、清門小でボッチャ高橋和樹選手の講演会が行われました

更新日:2019年2月22日

2月6日(水曜日)、清門小学校の6年生180人に向けて、2016年リオパラリンピック「ボッチャ」日本代表の高橋和樹選手を招き、ボッチャ体験と講演会が行われました。

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高橋和樹選手は、2020年東京パラリンピックを控え、昨年からアスリート雇用で株式会社フォーバルに所属し、練習や講演会など忙しい状況のなか、清門小学校が母校であることから、平成28年から今回を含めて4回、講演を行ってくださっています。

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    一人ひとりがボッチャのボールに触れ、競技の体験を行いました

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ボッチャは、ボールを投げたり転がしたりして、ジャックボールと呼ばれる白いボールに近づけ、カーリングのように位置取りをしていく競技です。 投げるボールは、片手に収まるサイズで約280グラムと少し重みが感じられます。

子どもたちはボールを投げると「思った場所に投げられない」「力加減が難しい」と口々に話し、近づけることができると拍手や歓声が体育館いっぱいに湧きあがるほどに熱中していました。

ボッチャは頭脳戦の競技と言われ、試合では限られた手数でどのように有利にボールを置くことができるか駆け引きが行われます。 デモンストレーションでは、6年生の教員チームと児童と高橋選手の合同チームが対戦を行いました。ボールを投げることができない選手が使用する「ランプ」という器具を使ってボールを投げる高橋選手のプロの腕前と送球の正確さに、子どもたちは目を奪われていました。

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    試合の結果はもちろん児童と高橋選手チームが勝利!

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講演では「障がいをもって変わった自分の生き方~東京パラリンピックに向けて~」と題しお話いただきました。

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高橋選手は、23年前に柔道の試合で怪我を負ってから、体の鎖骨から下に麻痺が残り、車いすでの生活となりました。

「柔道をしなければよかったと思うことはない。車いすになったことでリオパラリンピックに出場したり講演会を行ったりすることができた。障がいがあっても楽しく過ごすことはできる」と話す反面「当たり前と思っていることはいつ失ってもおかしくない。自分の得意なことや楽しいと思うことに挑戦し極めてもらいたい」と子どもたちに向けてメッセージを贈りました。
また、これから東京パラリンピックに向けて、障がいのある人がたくさん日本に来た時には、気持ちよく過ごしてもらえるよう、街中で困っている人がいたら声をかけたり、まちをきれいにしたりすることでサポートしてほしいと話しました。

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体験と講演を終え子どもたちは「体験ではジャックボールに近づけることがとても難しく、高橋選手の技術に驚いた」「自分の将来の夢に向かってできることを頑張っていきたい」「清門小出身の高橋選手の東京パラリンピックでの活躍を応援したい」と目を輝かせながら話していました。

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