更新日:2018年11月7日
11月7日(水曜日)、この立冬の日に害虫から草加のシンボル・松並木を守る「こも巻き」が、国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」として登録されている草加松原遊歩道で行われました。
こも巻きは、藁でできた「こも」を松の幹に巻き付け、寒い時期に虫を「こも」の中に集め、薬剤を使わずに松を守る、古来からの知恵です。
松の枝などに付くマツカレハなどの害虫が越冬のために地中に潜る性質を利用して巻き付けた「こも」に誘い込みます。
5人の職人が、634本の松を一本一本丁寧に作業を行います。
こも巻きされた松並木は、こもを外して焼却を行う啓蟄の頃(3月6日頃)までご覧いただけます。冬限定の景色をお楽しみください。