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草加市

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氷川小学校で「学校クラスコンサート」が行われました

更新日:2018年10月18日

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9月7日(木曜日)市立氷川小学校で「学校クラスコンサート」が行われました。

市では市民が気軽に音楽が楽しめる街とするため、平成5年6月22日に「音楽都市宣言」を宣言しており、子どもたちにも本物の音楽を知ってもらいたいと平成18年に「学校クラスコンサート」を取り入れ、今年で11回目。
今年の「学校クラスコンサート」は、守田絢子さん(5校)、ピアノデュオの川口兄弟(10校)、ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)(6校)の協力で、平成30年2月9日までに、市立小学校全21校で開催されます。
 
この日は、草加市在住のピアニストの守田絢子さんと草加の子どもたちのために来日した守田さんのブリュッセル王立音楽院時代の音楽仲間、ギリシャ人チェリストのヴィッキー・パパニコラウさんによる演奏が4年生77人に向けて行われました。
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コンサートは、まず楽器で多彩な音色を奏で、子どもたちが楽しみながら楽器の仕組みや楽曲を学べるよう進行されました。ヴィッキーさんがチェロで動物の鳴き声やコツコツと靴で歩く音などを表現すると、子どもたちからは驚きの声が上がっていました。

次に、エルガー作曲「愛の挨拶」、サン・サーンス作曲「白鳥」など、曲調の違う世界各国の名曲を2重奏で披露してくださり、子どもたちも間近に見る一流奏者の演奏に聞き入っていました。
 
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また、本物の楽器に触れてもらいたいとチェロとヴァイオリンを弾く体験の時間が設けられました。
初めての楽器を前に緊張していた子どもたちも、音が出せると「思ったよりも弓が軽くて驚いた」「弓で全ての弦を押して音が出ると思っていた。1弦1弦を弾いていているとは思わなかった」など、普段の授業では得られなかった新しい発見に目を丸くしていました。

守田さんは、「楽器に触れる体験は必ずプログラムに組み込みたかった。このコンサートを通し、本物の楽器や音に触れることで、世界は広いことを伝えたい、勇気を持てば自分の可能性をたくさん広げることができるということを感じてもらえたら」と話していました。

曲順などのプログラムは、守田さんが考え、演奏曲と関連付けながら、世界各国が想像できるように、6か国語が話せるヴィッキーさんを交えて子どもたちと各国の挨拶をしたり、守田さんとヴィッキーさんの出会いの場所であるベルギーの作曲家フランクのソナタ(第4楽章)を演奏したりなど、子どもたちへのメッセージが詰まった内容となっていました。

子どもたちは、「弾き方を変えることで色々な音が出せることに驚いた」「チェロは力強い音がしてとても感動した。ピアノの音色が美しかった」と表情豊かに話していました。

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