更新日:2018年10月18日
1月26日(木曜日)午後2時から草加市立中央公民館で平成28年度草加市地域福祉講座が開催され、民生委員やシルバー人材センター会員などの地域住民37人、地域包括支援センター職員などの地域福祉関係者31人の合計68人の皆さんが参加しました。
地域福祉講座は、平成17年度から毎年1回、自分の住む地域に関心を持ち、今後の地域福祉活動の担い手づくり、すそ野を広げていこうと開催されていますが、今までは、地域福祉関係者などからの話を聞くだけの講座となっていました。そこで、受講者の皆さんが主体的に学ぶ機会を設けようと、参加型の研修である「福祉SOSゲーム」を文教大学と協働で作成し、今回が初めての実施となりました。
「福祉SOSゲーム」は、ケースワーカーなどから聞き取った相談内容が記載されたカードを、どの社会資源(機関、施設、サービス、人物等)につなぐかを参加者が議論しながら判断し、カードにした相談事例を、地図上に掲載した社会資源へ置いていくゲームで、地域住民の皆さんが、地域福祉の担い手として、地域の福祉課題・相談を適切な専門機関へつなぐ対応力の向上を目指しています。
地域福祉講座は、平成17年度から毎年1回、自分の住む地域に関心を持ち、今後の地域福祉活動の担い手づくり、すそ野を広げていこうと開催されていますが、今までは、地域福祉関係者などからの話を聞くだけの講座となっていました。そこで、受講者の皆さんが主体的に学ぶ機会を設けようと、参加型の研修である「福祉SOSゲーム」を文教大学と協働で作成し、今回が初めての実施となりました。
「福祉SOSゲーム」は、ケースワーカーなどから聞き取った相談内容が記載されたカードを、どの社会資源(機関、施設、サービス、人物等)につなぐかを参加者が議論しながら判断し、カードにした相談事例を、地図上に掲載した社会資源へ置いていくゲームで、地域住民の皆さんが、地域福祉の担い手として、地域の福祉課題・相談を適切な専門機関へつなぐ対応力の向上を目指しています。
- 参加者は、10グループに分かれ、30ケースを30分で社会資源につなげるゲームに挑戦。30ケースすべてを社会資源につなげたグループや、1つのケースの相談に悩み、11ケースまでしか進まなかったグループまで様々でしたが、皆さんで地域の社会資源を再認識したり、自分の知らなかった知識や知恵をグループで共有できたり、課題解決につなげる流れを学んでいました。
- 参加型の研修を目指し、福祉SOSゲームを協働で考案していただいた文教大学人間科学部森恭子准教授は、福祉SOSゲームを活用し、地域が力をつけることを期待していると語っていました。
- 地域の福祉課題を皆さんで話う貴重な機会となり、参加した皆さんからは、「実例をモデルとしたケースで、地域の課題が切実だと実感できた」、「実践的に学ぶことができるので、実際の相談に役立てたい」、「早速、自分の地域でもやってみたい」などの声が聞かれました。