更新日:2016年12月21日
12月18日の日曜日、午前9時から草加市工業団地公園野球場で「中学生軟式野球強化練習会」が行われました。
この練習会は、市内中学校の野球部に所属する部員たちが、社会人野球部に所属する選手から直接指導を受け、野球の技術や知識の向上を図る目的で開催されたもの。
主催したのは公益財団法人草加市体育協会と草加市野球連盟で、年々野球人口が減る傾向にある中、なんとか中学校の野球部を盛り上げたい、応援したいとの思いから「ジュニア育成事業」として開催されました。
中学生を指導するのは、草加市野球連盟所属の企業チーム「旭鋼管工業株式会社軟式野球部」の選手たち。
この企業チームは、平成22年9月に開催された「天皇賜杯第65回全日本軟式野球全国大会」で準優勝、平成26年開催の「2014長崎がんばらんば国体」で埼玉県勢として悲願の初優勝を成し遂げた強豪チームです。
練習会には市内中学校11校の野球部員118人が参加しました。
軽いウォーミングアップとキャッチボールの後、投手・捕手・内野手・外野手などポジション別の実技指導が行われました。
中学生たちは旭鋼管の選手から、それぞれの守備に応じた基本動作の説明やデモンストレーション、また一人ひとりのプレーについてのアドバイスなどを受けていました。
その後のバッティング練習でも、「軸がぶれないように」、「スイングは思い切り振りぬくこと」などのアドバイスを受けながら実技演習が進められ、普段接することのない企業チームの選手からの指導は、中学生たちにとってレベルアップの好機になったようようです。参加者からは「僕も強打を打てるようになりたい」、「コントロールの精度を高くしたい」などの声も聞こえ、強化練習会は好評のうちに幕を閉じました。