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草加市

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オレンジカフェ(認知症カフェ)が開催されました

更新日:2016年6月16日

認知症カフェ1

6月11日(土曜日)午後2時。草加市遊馬町にある特別養護老人ホーム「草加キングス・ガーデン」内に、市内初となる認知症カフェがオープンしました。

認知症カフェとは、認知症の人やその家族、地域住民や医療・福祉専門職の人々がつどうことで家族の介護負担の軽減を図り、認知症の人を支えるつながりをつくることを目的に開催されるもので、厚生労働省が進める「認知症施策推進総合戦略 認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて(新オレンジプラン)」の支援策の1つであることから「オレンジカフェ」と名付けられました。

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当日は44人もの方々が来場され、100円の参加費でお茶を飲みながら、お互いの体験を語り合っていました。また、今回は、認知症の祖母の介護経験がある音楽療法士の方をお招きし、脳を活性化させる芸術療法についてのお話をお伺いしました。本人がやりたいこと、興味があることであれば、音楽を聞いたり、歌ったり、絵を描いたりすることで、心を通わせるコミュニケーションを図ることができるそうです。今後も毎月第2土曜日の午後2時から午後4時まで開催されますので、お気軽にお立ち寄りください。

  • 認知症カフェ4
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オープンに当たって挨拶された草加キングス・ガーデンの栗原施設長は、「認知症で一番困っているのは本人。その介護は、周りがどう受け止め、どうやって助けていくかが課題で、互いに支え合うことが重要。気軽につどい憩える場所、皆さんの心安らぐ場所にしていきたい。」と抱負を語っていました。

草加市の高齢化率は23.57%(平成28年4月1日現在)と年々増加しており、高齢化の進行とともに認知症高年者も年々増加が予測されています。市では、認知症ケアの専門職が在籍するなどの市指定基準を満たす社会福祉法人などに認知症カフェの運営を委託し、今後も順次市内での開催に取り組んでいきます。

また、草加市では市独自の認知症検診事業を実施しています。今年度から市内在住の60歳と65歳以上の方は無料で検診を受けることができますので、実施医療機関を確認の上、受診してください。

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